第1試合が4時間弱に及んだため予定より2時間ほど遅れて始まった対東大2回戦。
早稲田は1回表に杉山翔大(スポ4)、茂木栄五郎(文構1)の適時打などで4点先制するとその後2本の本塁打を含む7得点で、東大に3失点したものの11-3と大きな得点差をつけ勝利。最初の勝ち点1を手にした。
今日の先発は1年生ながらに春季リーグ最優秀防御率のタイトルを受賞した 吉永健太朗(スポ1)。
6回3失点、6安打3四死球など吉永の本来の投球とは言えなかったが、味方の大量援護もありなんとか投げ抜き、その後は丸山達也(スポ3)、兼田恭平(人科2)、横山貴明(スポ3)、と無失点でつないだ。
1年生エースを打線が支えた。
東大に2点差と迫られた5回表、3番小野田俊介(社学2)が四球で出塁すると4番杉山から本塁打が飛び出した。
取られたら取り返す、力強い副将の一打をきっかけにその後も安打を重ね一挙6得点。吉永自身も左前に2点適時打を放つなど、大量援護するかたちとなった。
今後活躍が楽しみな選手もでてきた。
2年生投手の兼田は8回表に登板すると、安打は許さず2つの三振を奪った。
9回表に代打で出た1年生河原右京(スポ1)はきれいな軌道を描く本塁打を放った。
新たな1,2年生勢力の台頭、そこに上級生の経験が合わされば更なる強力戦力につながるだろう。
主将佐々木孝樹が春の怪我から完全復帰し、秋の早稲田を率いる姿が待ち遠しい。
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